○
写
廃棄物の適正
処理と費用負担のあり方
ついて
答
申
成
７
2015
月９日
目 次
め ・・・・・・・・・・
．ごみの適正処理と費用負担のあ 方
ごみ処理の現状と課題 ・・・・・・・・・・ ごみの適正処理とその方策
排出者の意識啓発 ・・・・・・・・・・
ごみの排出削減・減量化 ・・・・・・・・・・
再資源化の推進 ・・・・・・・・・・
ごみ処理 おけ 適正 排出者負担 ・・・・・・・・・・
．し尿処理手数料のあ 方
し尿処理の現状と課題 ・・・・・・・・・・ し尿処理手数料のあ 方 ・・・・・・・・・・
おわ ・・・・・・・・・・
付属資料
も、ごみ減量 推進し け い
の め、排出者の意識啓発、 ごみの排出削減、再資源化、 適正 排出者負 担の観点 実施 対策 とめ
し尿 ついて 、昭和61 以来長 わ 処理手数料の見直し 行わ てい い の間、 成16 、し尿処理施設 更新 現在の出雲環境 センタ と 、 、し尿の搬入量 公共 水道の普及拡大 て減少し、 特 生し尿 大 減 てい
うし 状況変化の中 、し尿処理経費 対 手数料収入 の割合 々低 して てお 、 一定の 益者負担 確保 う、 の手数料 ついて 見 直 との結論 至
現状の課題や審議結果の詳細 ついて 、以 記 とお あ
．ごみ
適正処理と費用負担
あ
方
(1) ごみ処理 現状と課題
出雲市 、 成25 3月 第2次ごみ処理基本計 策定し、ごみ の排出量 間 ％、10 間 ％削減 減量化目標 掲 てい
も わ ず、 成23 度以降可燃ごみの排出量 々増加して てい 事業系のごみ 経済活動等 右 や い ともあ て、毎
％ずつ増えてお 、 、家庭 のごみも の 3 間 ％余 増えてい
再資源化率 、 成29 度 22.5％、 成34 度 25.8％ 目指し てい 、 成20 度の20.4％ 々低 し、 成25 度
16.7％と てい ケッ 等 の 紙回収や民間 の回
収 引等の拡大、 化の影響 も考え 、収集 ご
みの中 、 紙 の資源物 含 て い 事実 も、更 分別の徹底 資源の 効利用 必要 あ
ごみ収集 経費 ついても 、指定ごみ袋の作製費用 安等の影響 け の 間 約 倍 急騰してい 、市内 5 所のご み処理施設 いず も設備の老朽化 修繕等 増え、 今後
処理経費の増加 見込 てい
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(2) ごみ 適正処理とそ 方策
排出者 意識啓発
ごみの排出削減 、発生抑制 ュ 、再 使用 、
再生利用 サ ル の環境 Ｒ 、全市民 意識して実践 と 最も重要 あ と 言う も い
、環境 Ｒの他 、不要 もの い と断 と
ュ や修理し け長 使う と の意識も大
あ
環境 の負荷軽減、資源の 効活用の め、ごみ 少 と 々の責務 あ という認識 持 、 必要の いものや最終的 ごみと そう もの 買わ い 、使い捨て 繰 返し使 え ものや め え商品、 サ ル商品 優先的 購入 使 わ もの 、 サ ルシ ップ等の利用や他の方法 の活用 め、ごみ し い と そして、そ も いと 分別し資源 ごみとして出 、ごみ し い意識 持 て、環境 Ｒ Ｒ
組 と 重要 あ
の め、多 の市民 び け との 全市的 環境 ン の開催、広報紙やメ 等 活用してのＰＲ、 、市民との対 重 と 、毎日お そ500万 もの処理経費 て い ごみ処理の実態等 ついて、排出者の理解 深め、一人一人 ごみ 排出削減の必要性 え、意識改革 求め 力 大 あ 特 、家庭等 おいて普段ごみ 扱う との多い人 対象 し 啓発の工 夫や、子 も向けの学習冊子 作 して将来 担う子 も 対
環境教育も一層推進 必要 あ
ごみの中 事業系可燃ごみの増加率 高 てい 事業
活動の活性化 映し 結果と見 とも 、や 環境面 見 と一つの課題 あ 、商工会議所等 通 て排出事業者との協議の 場 設け、各事業活動 おいて使い捨てのもの 再使用 もの
え、過剰 包装等 え 、ごみの減量化 働 けて行 け い 、ごみの減量化・資源化推進事業所 指定し、 事 業 所 お け 先 進 的 組 み 誘 発 と も 効 方 法 あ
ごみ 排出削減・減量化
み 減 そう という意識 持 て 組 う と 第一 あ 、ごみ 減 、最も排出量の多い生ごみの削減 組
と 効果的 あ
家庭生活 おいて必ず発生し、事業所 の排出 量も多い生ごみ 、 可燃ごみの半分以 占めてお 、 削減 大 成果 期待
、生ごみの約 割 水分 、生ごみ削減 焼却 必要 燃材等の削減 もつ
も生ごみ 減 めの啓発 行わ てい 、い 十 分と 言え い 通 一 の び け け 、先進地域 行わ てい い い 組み事例 研究し、減量や水 の具体的方法 指 導し 、農地等のあ と 対して 堆肥化 働 け 、実 情 応 的 組み等 減量化対策 推進 と 重要 あ
お、本格的 生ごみ減量 、堆肥化、バ オ 利用等も検討 あ
再資源化 推進
ごみの再資源化 推進 め 、排出者 出しや い環境 つ と、 、資源として利用可能 もの け収集し、分 別の徹底と資源ごみの回収率 ップ 必要 あ
の め 、次の う 対策 実施 い
市 行 ごみの組成調査結果 と、可燃ごみの中 紙類 い 割以 含 てい 現在 、 サ ル テ シ ン 設置 して 紙等の回収 行 てい 、設置箇所 十分と 言え い
地域もあ め、コ ュニテ センタ 活用し サ ル
テ シ ンの充実 、 ケッ 等 行わ てい
紙、 ッ ボ ル、食品 等の回収 、今後も販売者として積 極的 組み 働 け
紙や空 缶等 ついて、 サ ル回収団体等 収集 行わ てい 、資源物回収 地域お しの一環として 組 う び け
して、 回収活動の拡大と サ ル意識の高揚
現在、出雲市 容器包装のプ チッ 類 軟質プ チッ 類 可燃ごみとして焼却処理してい 、中間処理や分別収集の方法 検 討し、 の サ ル 組 お、実施 あ て 市民 理 解 求め め 寧 説明 行う必要 あ
衣類・ 類 ついて 、現在行わ てい 着市の う 組み
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川地域の サ ル テ シ ン 行 てい の回収 、場所や方 法 工夫し全市 拡大
ごみ処理 おけ 適正 排出者負担
ごみの収集処理 対して 、合併し ての市 合併前 手数
料 徴してい 成 17 の 市 合併時 、家庭用ごみの手数料 指定袋大の場合 40 とし 、 成20 度 50 改定し、 成26 度 消費税率の引 伴い51 と てい
、ごみ排出量の増加 対し、収集処理 対 適正 益者負 担 求め と 、排出抑制意識 高めごみの減量化や再資源化 、
、排出量 応 公 費用負担と と 目的として
い
成 24 度 おいて出雲市 、各ごみ処理施設の運転管理、指定 ごみ袋の作製や公用 の収集運搬 け お そ 17 億 の経費
てい 対し指定ごみ袋の販売と直接搬入 合わ 手数料収入 の割合 お そ33％ 、経費の約3分の 排出者 負担してい
施設の老朽化等 、今後も 度 均 成27 度～ 成33 度
17 億 以 のごみ処理経費 必要 と見込 、 の負担割合 も同様 状況 推移 と見
一方、家庭系ごみの多 公用収集 てごみ処理施設 搬入 、 事業系ごみの多 直接搬入 てい 、家庭系ごみと事業系ご み 手数料 2.4～ 倍の価格差 あ 、家庭系ごみ け 見 手数 料収入の割合 約26％ あ
うし 状況 踏 え 、 ごみの排出抑制意識 高め、 排出量 応 負担と め、ごみ収集処理手数料 見直 とも、 ごみ減量化対策として 効 あ
家庭系ごみの排出者負担として 、ごみ処理経費 対し 割程度の割 合と と 望 しいと考え お、手数料の見直し て増え 収入 、ごみ処理経費 け 充て の 、ごみの排出削減 啓 発 ン や サ ル テ シ ンの増設 、合わ て実施
ごみの減量化・再資源化対策 生 とも必要 あ 、排 出者の 容性 考慮 とや、 サ ルの指定袋 作製経費程度と し、ごみの再資源化 推進 の配慮も必要 あ
、事業系ごみ ついて 、現在、大半 占め 直接搬入 10 ㎏ 当 154 の手数料 徴収してい 、同量のごみ処理 成24 度
発生し ごみ ついて 、排出者の責任 おいて適正 処理 と 求め てい と 、事業系ごみの処理手数料 処理費用 応 ものと と 望 しい
．
尿処理手数料
あ
方
(1) 尿処理 現状と課題
出雲市 おけ 生し尿や浄化槽汚泥の処理 、収集運搬 市の許可業者
行い、最終処理 市 し尿処理施設 出雲環境センタ 行 てい 成26 3月 現在 おけ 水道の普及率 83.7％と てお 、 水 道の 普 及拡 大 伴 て 出 雲 環境 セ ンタ の 搬 入量 々 減 少して い 成25 度 おけ 総搬入量 58,999kℓ 、その内訳 生し尿
17,607kℓ、浄化槽汚泥 41,392kℓ 、お そ3対 の割合と てい 今後も公共 水道や集落排水施設 の接 、合併処理浄化槽の普及拡大、 周辺部 おけ 人 減少 て、生し尿の搬入量 減 見込 み あ
出雲環境センタ 、 成16 4月の稼動開始 10 余 経過し、 今後、機械設備の更新等 施設の延 化 必要 あ ととも 、 浄 化 槽汚 泥 の 増 加 対 応 処 理設 備 新 設 け 必 要 も 迫 て お 、運転管理費用 増加 見込
し尿処理手数料 、収集運搬部分と処理部分と 分けて定めてあ 、排 出量 応 て利用者 負担してい のう 市の収入と 処理部分の 手数料 、旧し尿処理施設時代の昭和61 実 28 以 もの間見直 し 行わ てい い 出雲環境センタ の稼働 運転管理経 費 対 手数料収入の割合 々減少してお 、 成 25 度 約 2.5 億 の運転管理経費 対し、手数料収入 4.5 千万 足 ず 、 成 17 度 23％ 利用者の負担割合 18％と てい 搬入量の減少 と運転管理経費の増加 の割合 今後 低 見込み あ
(2) 尿処理手数料 あ 方
現在のし尿処理手数料 定めて 、前述のとお し尿処理 施設 現在の出雲環境センタ 変わ 、 、 水道等の普及拡大
てし尿処理 巻 状況 大 変化して てい
7
の単価 成25 度 適用 と、手数料収入の割合 、18％ 21％ と 、 映 て試算し 成27 度 成34 度 の
間の 均 、16％程度の負担割合 落 込 結果と
市の公共 水道 おけ 経費 対 使用料収入の割合 、 成25 度 おいて約50％と てい 同 汚水処理の観点 し尿処理手数料割 合 公共 水道と同程度とし 場合、処理手数料の大幅 引 必要と
そ 、公共 水道の う 益者負担の割合と と 難しい 、 し尿処理 おいても、処理経費 対 益者負担 ついて一定の基準 設けて見直 と 適当 あ
出雲環境センタ の運転開始当初 手数料収入の割合 23％程度 あ とや、物価 昇 もと 手数料改定 してい 成25 度 の収入割合 21％以 あ と、そして、 水道等 の 益 者負担 高い割合と てい と 、今後もその負担割合
割 回 い程度 と 望 しい
お、今後も運転管理経費の抑制 め け い と 言う も い
おわ
の答申 基 、廃棄物の適正 処理、適正 費用負担と め、排出 者 あ 市民や事業者の理解 深め、協働して具体的施策 組み、環境基 本計 やごみ処理基本計 掲 も い いの心 築 循環型の の早期実現 う強 望
の め 、市等 おけ ごみの減量化・再資源化の 組みとその進捗状 況や実施効果、ごみ処理 対 排出者負担の状況 とめ、 け 数値化 の工夫 、分 や 市民や事業者 ごみ 関 実態 伝え、共通認識のもと 排出者 の意見も聞 対策 進めて行 必 要 あ
、し尿の処理手数料 長 わ 見直し て 、ご
委員数 野 名
敬称略
氏 名 所属・役職等
会 長 曾 部國久 島根大学名誉教授
副会長 津 雅子 島根県地球温暖化防 活動推進員
委 員 青木 子 出雲市ごみ減量化 バ
委 員 吾郷美奈恵 島根県立大学教授
委 員 板垣 成 出雲市議会環境経済委員会委員長
委 員 岩﨑 知久 風の子楽習館館長
委 員 大場 利信 出雲市議会環境経済委員会副委員長
委 員 烏田 富夫 久多美コ ュニテ センタ 長
委 員 甲山美紀惠 大社地域自治協会連合会理事
委 員 川 竜也 出雲保健所環境衛生部環境保全課長
委 員 島林 益三 出雲市環境保全連合会多伎支部環境美化活動推進員代表
委 員 新藤 正人 いずも農業協同組合常務理事
委 員 高橋 一夫 出雲市コ ュニテ センタ 長会理事・鰐淵コ ュニテ センタ 長
委 員 鳥屋原 豊 出雲市環境保全連合会副会長・同湖陵支部会長
委 員 福間 泰正 出雲商工会議所専務理事
委 員 三加茂公之 一般社団法人島根県浄化槽協会会長
委 員 森本 直知 島根県保健環境科学研究所研究評価委員
委 員 山田 康弘 出雲市環境保全連合会副会長・同伊波 支部会長
委 員 米原 誠 ＣＥＡＲ環境 ネ メン シ テ 審査員
委 員 渡部 誠司 中国電力株式会社出雲営業所長
委員任期： 成 月 日～ 成 月 日
審
議
経
過
区 分 開催日及び会場 審 議 内 容
第 回 成 月 日
出雲市役所 庁議室
・委員委嘱、正副会長選出、諮問 ・廃棄物処理事業の概要 ついて ・周辺自治体のごみ減量・再資源化施
策の状況等 ついて
第 回 成 月 日
出雲エネルギ センタ 研修室
・出雲エネルギ センタ 施設視察 ・ごみ減量化施策 ついて
・廃棄物関連事業費推計値 ついて ・廃棄物 ごみ・し尿 処理手数料の
収入内訳 ついて
・廃棄物処理施設の現状 ついて
第 回 成 月 日
出雲市役所 庁議室
・ごみの適正処理 ごみ減量化、再資 源化、排出者の意識啓発 及び適正 費用負担のあ 方 ついて
第 回 成 月 日
出雲市役所 庁議室
・し尿処理 おけ 適正 費用負担 ついて
・ごみの適正処理 ごみ減量化、再資 源化、排出者の意識啓発 及び適正 費用負担のあ 方 ついて
・答申 案 骨子 ついて
第 回 成 月 日
出雲市役所 庁議室
